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忘れ物・斧(オノ・ ヨキ)に刻まれている感謝の心
2014年10月11日


昔、人は木を伐るときには山の神にお祈りをした。ほんらいならば お供えをするのだが
山の中で有る為その気持ちを斧に刻んだ 片方に3本、もう片方に4本、3本の方をミキ
といい御神酒を表す4本の方をヨキと言い 地水火風の自然の力を意味し自然から
受ける恵である五穀を表す 山の神に木を育ててくれたことえの感謝 木を伐ることえの許し
作業の安全など祈願した それとは別に斧のことをヨキと呼ぶ 斧を・自然の力が宿るもの・
としたのだろうかだとすれば斧は伐採=破壊の道具でなく生産=育てる道具としたのだろう
木を伐って森を育てる、どちらにせよ昔の人々の自然への思いを感じられる
今あまり出番のなくなってきた斧達が倉庫の隅で呼びかけている
ー 何か忘れているよ -と
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杉ファンクラブ
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